続・教師×生徒【恋愛物語】
「君がシンとお付き合いしてる彼女さんかな?」


お父さんがあたしに微笑みながら聞いてくる。


うっ!その微笑み方も慎吾と全く一緒なんですけど!


「は、はいっ。片山 菫です。」


そう言ってまた頭を下げた。


「ははは。まぁ〜そう緊張せずに。
どうぞ座って。」


そう言われてリビングのテーブルに座った。


あたしの隣に座った慎吾。なんだか、いつもと雰囲気が違うなぁ。


お母さんがコーヒーとクッキーを運んできて、お父さんの隣に座った。


「それにしてもシンったら、こんな可愛い娘さんが彼女なんて、なかなかやるじゃない!」



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