続・教師×生徒【恋愛物語】
「ちょ、ちょっと!
勝手に上がらないで!!」


そう言いながら慌てておばさんの後を追った。


「いきなり居なくなったかと思ったら、あんたこんなにいい所で暮らしてるんだねぇ〜。
誰があんたを拾ってやったと思ってるんだい?それなのに出ていったっきり挨拶にも来ないで…親はどんなしつけをしてたんだろうね〜」


そう言ったおばさんをあたしは睨み付けた。


なんなの?散々、人の事をイジメといて…そんな奴に挨拶なんて行くわけないじゃん(怒)


「何しに来たのよ!なんでここが分かったの?」


「どれだけ探したと思ってるんだい?まさか、男と住んでるとはね…。」


ベランダに干してある慎吾の服を見ながら言うおばさん。



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