続・教師×生徒【恋愛物語】
「何言ってんのよ!
菫と先生は結婚するんでしょ?夫婦になろうとしてるのに迷惑かけたくないとか言わないの!
まず、その顔を見たらよっぽど鈍感な人じゃない限り、何かあったって分かるわよ。」


「そうだよね…。慎吾にはちゃんと話さなきゃダメだよね。」


昔から、あたしが悩んでると里美はいつもあたしの背中を押してくれる。


「里美…ありがとね。
ちゃんと今日の事、慎吾に話すよ。」


「うん、そうしな。
あたしに出来ることがあったら何でも言ってよね。」


「うん。」


それからあたし達はランチを食べながら、他愛もない話でひとしきり盛り上がった。



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