続・教師×生徒【恋愛物語】
「それにしてもムカつく!(怒)
菫に手をあげるなんて…。
さて、どうするかな…。」


「あたし…お金、渡そうと思ってる。」


「何でだよ?そんな事する必要なんてないだろ?」


「分かってる…分かってるんだけど…これ以上、慎吾に迷惑かけたくない。」


そう言ったあたしの頭に手を置いた慎吾がふぅ〜っと一つ大きく息を吐いた。


「なぁ〜菫。俺は今までお前の事に関して一度でも迷惑だなんて思った事なんてない。
むしろ、俺に頼ってくれるのが嬉しいくらいだ。
俺達、夫婦になるんだろ?もっと俺を頼ってくれよ。俺はお前を守りたい。」



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