続・教師×生徒【恋愛物語】
「あぁ〜パートかぁ〜。
俺が仕事の時は家の中にずっと一人ってのもつまらないよな。
菫がやりたいって言うんだったら俺は反対しない。」


運転しながらチラッとあたしを見て慎吾はそう言った。


「本当に!?本当にパートしてもいいの!?」


思わず大声を出しちゃった。


「そんなにテンション上げんな。
まぁ〜、面接受かったらお祝いでもしてやるよ。」


「うん!ありがとう、慎吾!あたし頑張るね♪」


こうして結婚準備と平行してあたしはパートを始めることになった。


でも、このパートがあたしと慎吾の仲を切り裂くなんてこの時は予想もつかなかった…。



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