タイムリミット~私の願い~
「おぉ、なつみ」
いつもの笑顔。
大丈夫だよね、聞いても平気だよね。
「あのさ、隆哉さぁ~…」
ガタンッ
隆哉の前の席が空いていたので、そこに座った。
「ん?」
「あれでしょ。告白されたんでしょ?川島に。なんて答えた?」
「あぁ、そのこと」
そう言って隆哉わ目線を落とし、小さなため息をついた。
「隆哉?」
「俺…付き合うことになった♪」
「え?」
「だかーら、OKした!」
「え?」
「えっと…、マジで?」