タイムリミット~私の願い~
涙の理由
「ふぅー」
大きなため息。
あたしわ今、中庭の先生にバレなさそうな、隅っこに座っている。
やっと落ち着いて、気持ちの整理できるや。
「はぁー」
ため息したら、幸せ減っちゃうんだった!
でも…もういいや。
いまさらどんな幸せがあるって言うんだよ…。
ブルブルブル-…
携帯がなった。
メールがきたんだ。
誰からかな?
たぶん心配してくれた愛莉だろうけど。
携帯を開いてみると、やっぱり愛莉からだった。
けど…その量がハンパない。
「じゅっ、15件!?」
思わず、声に出してしまった。
メールだけじゃない。
電話もおんなじくらいしてきている。