タイムリミット~私の願い~
「諦めてわない…かな?てか、あんまりにもいきなりで、そんなの考えてなかった。
けど…あたしわ忘れるのわ無理だと思う。」
あたしがそう言うと、優しく笑って「そっか」っと言ってくれた。
「て、てかね、ほんっとに好きなの。
喋るごとに、目があう度に、もっと隆哉のこと知りたいって思うの。
笑っていいよ。両思いになんてなんてなれないけどね…」
これが今のほんとの気持ち。
両思いになれないとしても、きっとあたしの気持ちわ揺らがない。
自身がある。
「そっか、じゃあ安心した♪それだけ強い気持ちだったら平気でしょ。」
「うん!」
そう話していると、授業の終わりを告げるチャイムの音がなった。
「授業…終わったね」
「まぁ、途中で行く気なかったし。どうでもいいよ。」
「そっか、そうだね。」
「……ところでさ、」
急に愛莉の顔が真顔になった。
「な…何?」