タイムリミット~私の願い~

次の日。

あたしわ無償に緊張していた。
たぶん入学式とおんなじくらい。

だって…
どんな顔して会えばいいのか分かんないんだもん。
だってあたし、彼氏なんて一度も居たことないんだもん。


でも、いつか顔会わせなきゃいけないし…

そう自分に言い聞かせて、教室の前で止まってた足を前に動かした。



あれ…?

教室を見渡しても隆哉の姿わない。

見た目わすっごく、悪そうな隆哉わ意外とマジメ。
って言っても、人並み程度だけど…
隆哉と一緒にいる友達と比べたら、隆哉わマジメだと思う。

だから、いつも遅刻ギリギリにくるあたしよりか先に、隆哉わ机の上に座って、友達と話したりしている。


なのに…今日わいないや。





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