タイムリミット~私の願い~

昨日の今日だから、顔を合わせるのわ恥ずかしいけど、会いたい気持ちも少なからずあった。

だから、少し肩を落としてしまう自分がいる。


ポンッ

不意に肩に誰からの手が置かれた。

だれ?

確かめるために後ろを見ると、そこにわ少し照れた顔ではにかむ隆哉がいた。


「たたたたたたた隆哉っ!!」

触れられた肩が急に熱くなる。

「“た”多くね?」

それだけ言って隆哉わ自分の席の方に行った。


なんで、肩に手なんか置いたんだろう…?

真っ赤になった頬を触りながら考えてみる。


って、それより!!

あたし今、すっごくドキドキしちゃってる。



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