タイムリミット~私の願い~


次の日の朝。

あたしわ机の上に座って、友達と話している隆哉を見ながら、デートに誘うタイミングを計っていた。


う~ん、難しい…
隆哉の周りっていつも人がたくさんいるんだもん…



結局タイミングがつかめないまま放課後になってしまった。

帰る準備をする隆哉わ一人。

今しかないよね?
よしっ行こう!


「た、隆哉」


「ん?どした?」


やばい緊張する。
手が汗で湿ってるのが分かる。

「あ、あのさ、今度の…ににに日曜日ってあいてる?」


「来週の日曜?
うん、平気だと思う。何?どっかいく?」


「うん!今見たい映画がねあるの。
愛利都合悪いって言ってたから…」


「おお、じゃあ一緒行こうよ!
日曜日な。じゃあ○○公園で10時に!」

ちゃっちゃか予定を決めていく隆哉。
なんだ…こんなに簡単に決まっちゃったよ。








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