タイムリミット~私の願い~


そっか、そーゆうことになってるわけなんだ。

それじゃあ…
隆哉わあたしにドタキャンされたって思ってないんだよね?


「あっ、じゃあさ行こうよ、映画。今度の土曜日に。ねっ?」

あたしわなんの躊躇もなく、隆哉を映画に誘った。
だってさっさとしなくちゃあたしわもう、隆哉と会えなくなっちゃうから。


「おぉ、もちろん。じゃあおんなじ待ち合わせ場所でな。」


「うん、了解!」


そう言うと隆哉わさっさと学校に走っていってしまった。少し寂しいな……

けど、大丈夫!!
今度の土曜わずーっと2人でいれるからさ。
それにあたしの命わ日曜日まで…のはず。だから土曜日わ大丈夫。絶対に今度わ待ち合わせ場所にいける。


「おっはよーん♪」

後ろから元気な声が聞こえた。
「愛利!!」

大好きな親友にまた会えた!
それだけのことがこんなに、嬉しいなんて知らなかった。
「愛利!大好き!!」
あたしわそう言って思いっきり愛利に抱きついた。

「んも~、朝っぱらから暑苦しいなぁ~」
そう言う愛利。だけど少し嬉しそう。



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