タイムリミット~私の願い~


「ん?どーした?」


「えっと…」
手から変な汗が出てくる。あたし、今すっごい緊張してる。
こんなに緊張したのっていつ振り?高校受験の面接とかいらいだし!!

隆哉わあたしが今からなんていうか分かってるような、分かっていないような顔をしている。


「えっと…あたし…ね、なんていうか、その…あの…えっと、隆哉が…」



「好き?」



「えっ?」

優しく笑って隆哉わ、あたしがなかなかいえなかった2文字を簡単に口にした。


「ごめん、俺から言いたかったんだけど…。なかなかタイミングわかんなくて…
けど、マジ!本気で好き。なかせたりしちゃったけど、もし良かったら、俺と……付き合ってくれませんか?」

まじめな顔の隆哉。
少し顔を赤らめて、あたしの返事を待っている隆哉。

全部、全部好き。

全部、全部。


あたしわ隆哉が大好き…!!



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