恋ぎゃる


健「今日も鬼派手メイクだな!!」

そう言って私の顔をじっと見た。

紗「な、なによお~!」


健「いや、紗季はそんなメイクしなくたって可愛いのにな~って思って!!」


笑いながら自転車をこぎ始めた。



自分でいうのも何だけど、私はメイクしなくても顔は整ってる方。
告白だってされたことある。


でも、まだ誰とも付き合ったことがない。





紗「いーもん、紗季はこれで……。」


健に聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた。
健は聞こえなかったのか「んっ???」って聞き返してきたけど「別に~」とだけ言っといた。





< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop