神人~神人になった理由~
もう一つの故郷
事件の翌日の昼過ぎ、ジュリアはキンブリットの広場でバースを待っていた。
と、そこへ足音が近付いて来る。バースかと思い振り返ると、そこにはルナが立っていた。
「バースは?まだ寝てるの?」
「もう起きてるよ。で、あそこに行った」
ジュリアが指差したのは、時計台の方角。
「最後に挨拶しとくんだって」
「そう」
ルナもそちらに行こうとしたのか、ジュリアに背中を向けた。そして、
「貴女にも言っとかないとね」
「何?」
「街を守ってくれてありがとう」
そしてルナは立ち去った。その背中にジュリアは、
「どう致しまして」
と、そこへ足音が近付いて来る。バースかと思い振り返ると、そこにはルナが立っていた。
「バースは?まだ寝てるの?」
「もう起きてるよ。で、あそこに行った」
ジュリアが指差したのは、時計台の方角。
「最後に挨拶しとくんだって」
「そう」
ルナもそちらに行こうとしたのか、ジュリアに背中を向けた。そして、
「貴女にも言っとかないとね」
「何?」
「街を守ってくれてありがとう」
そしてルナは立ち去った。その背中にジュリアは、
「どう致しまして」