神人~神人になった理由~
「あ、いや、ヘウ"ンちゃんは残っててよ。バースは私だけに来るように言ったみたいだから」
「え?」
何でジュリアさんだけに?私も休みなのは知ってるはずなのに。まだ私はバースにとってお荷物なのか。
そんなヘウ"ンの気持ちを感じとったのか、優しいジュリアさんはすぐにフォローしてくれる。
「別にヘウ"ンちゃんを信用してない訳じゃないよ。ただ、キンブリットはバースの過去が眠る街だから、ヘウ"ンちゃんには知られたくないんだよ」
「バースの過去…」
< 34 / 201 >

この作品をシェア

pagetop