神人~神人になった理由~
教室で机に突っ伏し昼寝をしていたバースに、ルナが近付いて来た。
「バース」
「……」
バースが顔を上げると、ルナは腰に両手を当ててふん反り返っている。
「バース。貴方ね。さっきの訓練何なの?」
「あ?」
昼寝の邪魔をされてバースは少し苛立っていた。
「ちょっとやり過ぎじゃないの?訓練なんだから少しは手を抜いてもいいじゃない」
馬鹿か?こいつ。
バースはユラリと立ち上がった。
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