星に願いを

「・・・夢・・・ってコトで。」


夢として終わらせることにした。


そして掃除を終え、変える支度をした。


ガララ・・・


「お、牧野まだいたのか?」


ゴリだ。


「・・・はい。あんなところで一人で掃除させられていたので」


いやみったらしく笑顔で言った。


「そうか。・・・おまえの家パソコンあるか?」


そんなあたしの抵抗も虚しくゴリにはなんにも通じていない


「パソコン・・?ないですけど」


「・・・いや、今な・・・。
いや、何でもない。早く帰るんだぞ」


ゴリにしては歯切れが悪い。

対して気にもしなかったのでそのまま教室をでた。

そんなコトよりもあの『風斗』に興味があったのだ。






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