星に願いを

夢の中と風斗と



・・・・

ここは。


白い空、白い地面



「 また、会ったね 」


この独特の話し方は


「風斗・・・?」


「 そう。
・・・月姫、キミは今不幸の真ん中にいるね。 」



「・・・なんで、知ってるの?」



にこっと笑って風斗は何も言わなかった。



「ねえ、風斗あなたはいったい――・・・」


「 キミは気付くだろうか。 」



「・・・・え?」



「 自分の弱さに。そして強さに。 」



「そんなの、知って・・・」



「 セピアワールドだ。 」


「え?」


せ、せぴあ・・・?



「 おれは待つ。セピアワールドでキミを 」

ノイズが入る。
夢が覚める。

まって、聞きたいことが沢山あるのにっ


「だから、待って!かざ・・・

風斗!!!!」





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