あたし彼氏。オレ彼女。


昨日は遅くまで遊んでたもんな。


昼間はデートして、家帰るなりゲームしたり、ケーキ食ったりで、夜更かししたもんな。


寝たの2時頃だしね。


んで次の日は彼氏ん家ー…って疲れるわ。俺だって逆の立場だったら。


俺は美知琉の髪をそっと撫でた。


本当は俺自身だけど…もう気にしない。


そして俺もベッドに寄り掛かりながら夢の中へいった。
















―――――…


「……ちる」


「…みちる…」


ん……


なんだ…?


美知琉が……元通りになってる?


さらさらな髪に
優しい笑顔…

美知琉の香りだ…。






.
< 102 / 190 >

この作品をシェア

pagetop