あたし彼氏。オレ彼女。
昨日は遅くまで遊んでたもんな。
昼間はデートして、家帰るなりゲームしたり、ケーキ食ったりで、夜更かししたもんな。
寝たの2時頃だしね。
んで次の日は彼氏ん家ー…って疲れるわ。俺だって逆の立場だったら。
俺は美知琉の髪をそっと撫でた。
本当は俺自身だけど…もう気にしない。
そして俺もベッドに寄り掛かりながら夢の中へいった。
―――――…
「……ちる」
「…みちる…」
ん……
なんだ…?
美知琉が……元通りになってる?
さらさらな髪に
優しい笑顔…
美知琉の香りだ…。
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