あたし彼氏。オレ彼女。


…なんて、郁の寝顔を見ていたらお姉さんとお兄さんが部屋に入ってきた。


「あ、起きてた。
美知琉ちゃんはまだか」


「これからクリスマスパーティーやろうと思うの。どーせ、郁は美知琉ちゃん家行くんでしょ?」


郁の普段の家での喋り方がわからないから頷いといた。


美知琉ちゃんを起こして。


と言われ、郁を起こすといきなり抱き着かれた。


離そうとしてもおきないしっ。


郁のお母さんまで来て冷やかされるし…!


「美知琉っ!」


と叫ぶと一発で起きた美知琉の姿をした郁。



お姉さんたちはニマニマしてるし…恥ずかしがったんだから!





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