あたし彼氏。オレ彼女。


母ちゃんたちはもういなくて残されたのは俺と美知琉と潤兄、夏姉だけ。


と思ったら夏姉の彼氏・亮介くんが来たり、同じように潤兄の彼女・樹里ちゃんが来たり…。


騒がしくなる一方だと思った。


美知琉はというと―…


「おーっ郁!久しぶり!お前の彼女可愛ーな」


「だろ!?俺の妹になる予定」


「…だ…だろ?最高のかれ…彼女だから…」


初対面の亮介くんと潤兄に絡まれて戸惑いながら対応してた。


で、流れ的に俺は女軍に入るわけで…。


「やあん!かわゆーい!郁くんの彼女?あたし、樹里!よろしく」


…知ってます…樹里ちゃん。


俺…美知琉だけど郁依だから。


一応、樹里ちゃんに挨拶をしといた。




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