あたし彼氏。オレ彼女。
キス魔な美知琉くん
《美知琉side》
――――――…
逃げることが出来なくなり郁とソファの端っこで大人共を眺めてた。
もちろん、バレちゃいけないから学校仕様の喋り方。
「なにが始まるんだろ…美知琉」
「お…あたし早く帰りたい」
あたしも同感。
何が起きるか知らないけど嫌だ。
そして一人一つまたグラスを持たされて郁の両親がいない第二のクリスマスパーティーが始まった。
…これなんのジュースだろ?
流石にお兄さんたちも未成年に酒は呑ませないよね…?
乾杯をしてからあたしはグラスに入ったジュース?を一気に飲んだ。
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