あたし彼氏。オレ彼女。


大人たちはもう既にできあがってしまったかのように盛り上がってた。


あれ?

郁のお姉さんと、り、亮介?さんはまだ19じゃない?


郁と三つ離れてるから…。


まあ、いーか。
あたしカンケーなーい!


「よぉし!王様ゲーム始めるよ〜」


樹里さんの一言でゲームが始まった。


くじは予め作って来たんだって。


やる気満々だったんだね〜。


各自一本づつ引いた。


最初の王様は…お兄さん…。


「んじゃ二番が五番に頬っぺたチュ〜」


あたし…二番なんだけど。


五番は!?


「…あ、お…あたしだ…♪」


郁〜…助かった!





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