あたし彼氏。オレ彼女。


――――…


今の俺達は多分、再び近所迷惑になっているだろう。


「美知琉みんなよ!手もそのまんま動かすなよ!」


「うるさい!わかってるよ〜…!」


悪戦苦闘…。


トイレ一つも満足にできない。


目隠しをするものの、やっぱり触らせるわけには行かなくて。


俺も目隠しをして、美知琉に手伝ってもらいながら何とかやった。


不自由だ。不自由すぎる。


「…はぁ。次は着替えだね」


「はい、まず俺からね」


制服も乾ききってちゃんと着れる。


昨日の今日だけど、落ち着いて着替えられたから二人ともスムーズにいった。





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