あたし彼氏。オレ彼女。


しかし、それだけじゃ俺の怒りは治まらない。


俺は美知琉に口づけをした。


ビックリしている彼女。


まだあるんだよ。


もう一度キスをして、次に首へと移す。


「…っ!…いく!」


抵抗してくる力は何気に強い。
まぁ俺の力だし。


気にせず両手を美知琉の頭んとこで掴んだ。


「…郁っ…ちょっと…」


首から鎖骨へと移す。


美知琉の身体が少し跳ねる。


「郁!?…なにして…っ」


真っ赤な顔をして俺を退けた。


ちょっと涙ぐんでる。


でもあんな顔みたらまだ虐めたくなる。


実は俺ってエロいのかも。





.
< 53 / 190 >

この作品をシェア

pagetop