あたし彼氏。オレ彼女。


でも時間が少ないし多分着替えだけで時間はすぎていく。


女子たちと更衣室に入った。


おかげさまで体操服はビショビショ。みなみに更衣室もビショビショ…。


滑りやすくなっているから気をつけて歩かないと…と思ったところで一人が滑り転んだ。


本当は無視しようかとも思ったけど本当の美知琉は優しいから心配するんだと思い声をかけた。



「大丈夫…?」


「いたーい…ごめんね〜ありがと」


気をつけてと言おうとした途端、また誰かがずっこけて次々にずっこけた。


溜め息をつきたくてもつけなかった。


だって皆が俺に倒れてきたから……。



何でかなー………。





.
< 65 / 190 >

この作品をシェア

pagetop