あたし彼氏。オレ彼女。


「え…ちょっと「きゃーーー!!」


また誰か倒れた…。


…っていうか皆さん…。


俺に倒れて来ないで!!


顔は誰かの胸で潰されてて苦しいし、皆全体重が下敷きにされてる俺にかかるから息できない…。


胸は美知琉のだけでいーから皆退け!!


やべ……息はできない。
身動きもとれない。


何か…頭もクラクラする……。


「きゃーーー!美知琉ごめんね!?大丈夫!?生きてる!?」


「下敷きにしてたの!?ごめんっ大丈夫?」


大丈夫なわけねーだろ…。
死にそうだよ。



謝る前に早くどいてください。



「え。ちょっと美知琉!起きてー!!」


ここで俺の意識は途切れた。






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