歩いてきた道…正しかったのか間違えだったのか
お祭りも終わりに近づきカラオケにいくことになった。他の男友達とカラオケに行っても楽しくないのにY君がいるだけで楽しくて、幸せだった。カラオケでは私は飲んで飲んで飲み過ぎて勢いでY君にみんなの前で告白。返事は「はいはい」流し口調。「軽い女だと思われたかな?」「飲んだ勢いだから信じてないのかな?」色々考えているうちに酔いすぎて寝てしまったんだろう。目が覚めたら車の中。Y君が隣にいた。家が近かったからか送り届けてくれた。Y君は「いっぱい寝ろよ!」と優しく言って仕事へと行ってしまった。「次はいつ会えるんだろう」と考えているうちにその日の夜Y君から電話がきて会いたいと言ってくれた。寝てないのに会いにきてくれるなんて。付き合ってることを実感した。それからご飯食べたりキスしたり。幸せすぎて夢でないことを願った。付き合って一週間程で母が「毎日会うなら一緒に住めば?」って言ってくれた。一緒に住んでもなにも変わりなく彼は優しくて頼れる存在だった。だけど一緒に住んだことが正しかったのか間違いだったのか。少なくてもこの人に出会って私は新しい人生のスタートとなったのは間違いない。人生が変わった一つに本当に大切な人ができたから風俗業から足を洗うきっかけになったこと。貯金もなかったし、他の仕事は給料も安い。でも彼以外に体を見せる苦痛に比べたら我慢できると思った。この時今まで付き合った人は本気で好きじゃなかったんだと気付いた。今だにわからないけどこの恋は本物の恋、出会いに巡り会った瞬間だったのかもしれない。そんなこんなで冬が来て妊娠していることに気付いた。また妊娠をきっかけに別れがくるのかと不安でいっぱいだった。彼に妊娠を告白すると「結婚しよう」「俺の子供を産んで欲しい」と言った。不安は消えなかったけど3度結婚に失敗している彼なら経験者だから頼れるかもしれないと思った。この選択が正しかったか答えは出せないとゆうより誰も答えは出ないだろう。無事とゆうべきか結婚することができ今お腹の子は七ヶ月。結婚生活、不満もあるけどその中には幸せもたくさんある。一生懸命働いてくれる夫に家事をこなすことしかできないけど自分なりに頑張っている私。幸せっていつかきっと手に入る。いや、幸せか不幸せかを決めるのは自分自身だとゆうことが結婚してわかった。これから辛いことや悲しいことにたくさん巡り会うだろう。