Happy Days
「え〜後少しで日付かわっちゃうよぉ〜。」
「分かってるって!急いで行ってくるから!」
11時59分
あつし何してんのぉ〜!早くしないと間に合わないよ〜!
焦る私
ーーその時ーー
テレビと電気が消えて部屋が真っ暗になって
それと同時に部屋のドアが開いた
「あみ!誕生日おめでとう☆」
あつしの手にはさっきコンビニで買った小さなケーキ
2本のロウソクに火が灯されていた
「ロウソク探してたら時間かかっちった。」
「ありがとう☆」
私がロウソクを消して終わるとあつしが電気をつけた
「はいっ!コレ!プレゼント」
あつしが差し出したのはB4サイズの紙くらいの大きさの箱
「ありがとう☆」
「どういたしまして」
このプレゼントが今日さやかさんと選んでたやつなのかな?
昼間見たことを思い出し少し気持ちが沈む
「あっ!そうだ私もあるんだ。はいっ!コレ!」
「何で?今日はあみの誕生日だろ?」
「そうだけど、今日は記念日でもあるでしょ?」
「あみは優しいなぁ〜!ありがとな!中見てもいい?」
「うん!いいよ」
ガサガサ
あつしが包みを開ける
「キーケースじゃん!かっこいいな!コレ高かっただろ?大事に使うからな!」