Happy Days
何度かけても聞こえてくるのはアナウンスの女の人の声だけ
誕生日の日に公園で聞いたあのアナウンスだけ…
…あの日と同じはずのアナウンス…
でもあの日とは全然違う…
だってあつしからの電話はいつまで待っても…かかってこないから…
もう繋がることはないから…
あつしが居なくなって真っ黒になった自分の世界でこれから先どこを歩けばいいのか、どうやって生きていけばいいのか道を探していた
でもいくら考えても…
ただ真っ黒なだけだった
お葬式には出席出来なかった
お葬式に出たらあつしが居ないことを認めなきゃいけない気がしたから
それにあつしのお母さんのあんな目を見てしまったら出席出来なかった
出席しちゃいけない気がした
病院の外に呼ばれた時に殴られなかっただけいいと思わなければいけないと思った
ナミもユウタ君も
「あみは全然悪くないんだからお葬式行こう」
と言ってくれたけど私には行く勇気がなかった
私は、あつしが居なくなった日から3日以上、水以外の物をほとんど口にしなかった
食欲なんて出なかった
死んであつしのところにいきたいって思ったりもした
誕生日の日に公園で聞いたあのアナウンスだけ…
…あの日と同じはずのアナウンス…
でもあの日とは全然違う…
だってあつしからの電話はいつまで待っても…かかってこないから…
もう繋がることはないから…
あつしが居なくなって真っ黒になった自分の世界でこれから先どこを歩けばいいのか、どうやって生きていけばいいのか道を探していた
でもいくら考えても…
ただ真っ黒なだけだった
お葬式には出席出来なかった
お葬式に出たらあつしが居ないことを認めなきゃいけない気がしたから
それにあつしのお母さんのあんな目を見てしまったら出席出来なかった
出席しちゃいけない気がした
病院の外に呼ばれた時に殴られなかっただけいいと思わなければいけないと思った
ナミもユウタ君も
「あみは全然悪くないんだからお葬式行こう」
と言ってくれたけど私には行く勇気がなかった
私は、あつしが居なくなった日から3日以上、水以外の物をほとんど口にしなかった
食欲なんて出なかった
死んであつしのところにいきたいって思ったりもした