Happy Days
あつしと車で行く時は近く感じた道も今は遠く感じる
車に乗ってたから早かったんじゃない
あつしと一緒だったから早かったんだよね?
だってあつしと一緒なら自転車で行ったとしてもこんなに長く感じなかったと思うから
しばらく走るとさやかさんのアパートに着いた
ピンポーン
「はぁ〜い。」
「こんにちは。」
「こんにちは。上がって。」
「はい。お邪魔します。」
「あれ?ヤスヒロさんは?」
「2人で話したいだろうからって気使って出掛けた」
「そうですか。あの…さっそく聞いてもいいですか?」
「いいよ。あみちゃんは今私を見て何か気づかない?」
「えっ?」
「指輪がないでしょ?」
「本当だ…どうしてですか?」
「私がしてた指輪はあみちゃんが持ってるからよ」
「えぇ〜!」
驚く私にさやかさんは続けて話した
「私とあつしが付き合ってる事が私のお父さんに知られてしまった時、お父さんはすごく反対したの。隣近所の人に知られたらなんて言われるか分からないって…恥ずかしいから別れなさいって…」
「全然恥ずかしい事じゃないのに…」
「私達もそう言って反論したの…イトコなら結婚も出来る事を知っていたし
車に乗ってたから早かったんじゃない
あつしと一緒だったから早かったんだよね?
だってあつしと一緒なら自転車で行ったとしてもこんなに長く感じなかったと思うから
しばらく走るとさやかさんのアパートに着いた
ピンポーン
「はぁ〜い。」
「こんにちは。」
「こんにちは。上がって。」
「はい。お邪魔します。」
「あれ?ヤスヒロさんは?」
「2人で話したいだろうからって気使って出掛けた」
「そうですか。あの…さっそく聞いてもいいですか?」
「いいよ。あみちゃんは今私を見て何か気づかない?」
「えっ?」
「指輪がないでしょ?」
「本当だ…どうしてですか?」
「私がしてた指輪はあみちゃんが持ってるからよ」
「えぇ〜!」
驚く私にさやかさんは続けて話した
「私とあつしが付き合ってる事が私のお父さんに知られてしまった時、お父さんはすごく反対したの。隣近所の人に知られたらなんて言われるか分からないって…恥ずかしいから別れなさいって…」
「全然恥ずかしい事じゃないのに…」
「私達もそう言って反論したの…イトコなら結婚も出来る事を知っていたし