Happy Days

休みの日はいつもお昼過ぎまで寝ている私が、こんなに早く起きるなんて自分でもびっくりした




朝食をすませた後、今日着ていく服を選びだす


でもなかなか｢これだ！｣っていうのが見つからない


しばらく悩んでやっと服を決めた頃にはお昼を少し過ぎていた


デートに着ていく服にここまで時間をかけて悩んだのはきっと中学生の時に初めて出来た彼氏とデートした時以来だったと思う


ゲームをしたり漫画を呼んだりして時間をつぶす
午後4時30分
待ち合わせの時間が近くなり、シャワーを浴びて着替えをする

仕上げにメイクをして準備を整える

その時着信音が鳴る


ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ


｢はい！もしもし｣


｢もうすぐ着くよ｣


｢は〜い♪｣


電話を切って足早に外に出て近くの公園に向かう

家の前まで行くって言ってくれたけどお母さん達に見つかると恥ずかしいので、近くの公園を待ち合わせ場所にした

｢迎えにきてくれてありがとう｣


｢俺が誘ったんだから気にしなくていいよ。飯食う場所俺が勝手に決めちゃったんだけど、もし他に行きたいとこのリクエストとかあるなら言って？｣

｢あつしさんが決めたとこならどこでもいいよ。｣

｢アハハハハッ！｣