かみさまの椅子
「キャプテン」
「ん?」
青空とリオンが言い争いの間割ってはいるフィード
「ソラは連れて行って損は無いと思うんすよ」
「だけどな」
リオンとしてはこんな未開の地に青空を連れて行きたくないのだ
「ウィーンデリスの件があったじゃないっすか、多分ここの遺跡も何かしらの反応見せると思うんすよ」
「ほらほらフィードも言ってる事だししゅっぱーつ!!」
誰がなんと言おうと行く気満々の青空はリオンの返事を待たずに森の中に一人ずんずんと突き進ん行こうとする。
「解った!解ったからさっさと一人で行こうとするな!」
慌てて青空の肩を掴み自分の方に向ける
「いいか?絶対俺の後ろに居ろよ離れんじゃねえぞ」
「ラジャー!」
ビシッと敬礼する青空だがリオンは不安で一杯だった。
「こいつの返事は当てになんねーんだよ」
そうぶつくさ言いながらリオンは森の中に足を踏み入れた。