あーゆーれでぃ?

「ねぇ。知ってる?最近学生が行方不明になってるの」


朝っぱら…こいつは俺に何か恨みでもあんのか


「あれ?知らない?」

「知りたくもねーよ。つか毎度毎度、迎えに来なくてもいいんだけど」

「いーじゃん。幼馴染みでしょ?」

彼女の名前は、綾瀬あんり

俺の幼馴染みだ

いつもなんでか知らないけど、学校行くのにわざわざ迎えに来る

俺は基本低血圧だから、朝からこのハイテンションは正直キツい

「神隠しかなぁ?ま、あたしらの学校じゃないからいっか」

良くねーだろ

「あっ 待ってよー!」

俺は無視した

神隠し?行方不明?

そんなの知るか

俺には関係ない











だけど















この時から




俺の運命は、ゆっくりと狂い始めたんだ――――
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