ぁたしの騎士【完】

「五十嵐ーッ五十嵐いるぅ？？？？」

「なんだようっせぇな。」

「あのねっあたし…藤堂君と付き合うことになった…。」

そういうと五十嵐はﾆｺっと笑って

「よかったな」

って言った。

「俺…ちょっと買い物行ってくるから…ッ！」

「うんッ！ゎかった。五十嵐にｹｰｷ作って待ってる。」

そう言うと五十嵐は驚いた顔をした。

「今朝、痴漢から守ってくれようとしてたでしょ？？…ぁりがとう。」

「…別に。それが執事だからッ」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞッ

「照れてるなｱｲﾂ…（笑）」









そんときは考えもしなかった。

五十嵐があたしを想ってくれていたなんて。