茶の人生
だけど、家に戻ったときの静けさが悲しい。







…俺もペットとか飼おうかな。







だけど、金ねぇしな…。







ウダウダ考えてると、ケータイが鳴った。







ディスプレイを見ると、母ちゃんからの電話だった。







自然と笑みがこぼれる。







「もしもし母ちゃん?」







『おぅ、凌!元気か?』







「あぁ、元気だよ」







『そかそか!!元気なら、大丈夫だな!!』







「んで、どうしたんだよ?」







『あ、そうだった。
ハイッここでクイズです!!
ジャージャン!!』







「あ?いきなしなんだよ」







『もーすぐ何の日でしょー?』







「もうすぐ何の日…?」







『シンキングタ~イム!!』







変な歌を歌い出す母ちゃん。







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