茶の人生
涙が枯れるほど、
泣いて泣いて泣いた。







自分の涙を見るのは何年ぶりだろう。







俺はいつから泣いてないだろう。







心が真っ黒なトゲトゲだらけになってしまった。







母ちゃんが家の為に
トラックの運転手を始めてからだろうか。







ピンク色だった心はだんだん黒くなってきたんだ。






悲しさを紛らわす為に、 ケンカをたくさんした。







ひどいこともたくさんした。







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