茶の人生
慶はほっと胸をおろした。凌は怒らすと面倒だからな。







カノンとは、俺が飼っている柴犬のことだ。
凌は動物が大好きだ。
毎日俺の家に来て一緒に遊んでやがる。







「慶、お前ちゃんとカノンに餌やってるだろうな。
カノンは俺の彼女のようなものだからな。」







うわ~、出た。
人のペットの彼氏づらすんなよ。ってか犬が彼女って…。







あ、







『凌、学校戻ろうぜ。』







「あ゛~?なんで?」







『お前、傷だらけだろ』







あ、そうだ。
保健室に行くか。







俺と慶は学校へ向かった






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