茶の人生

保健室

学校に着いて、まず保健室へ。







保健室の先生は自称イケメン先生。まぁ、確かにカッコイイんだけどよ。一つだけ問題が…。







ガラガラッ







保健室のドアを開ける。







「先公、いんのか?」







保健室を見ると、見事にからっぽ。







『とうとうやめさせられたか?あのホモ。』







そう、保健室の先公はホモだ。このこと知ってんの俺と慶だけ。







『んじゃぁ、俺がお前の手当てをしてやる。』







ガーゼと消毒液を持って
慶が俺のほうへやって来る。







「嫌だって!!お前、雑なんだよ!」







『じゃあ、あのホモにやってもらうのか?』







う゛…。







実は俺はあのホモ先公に惚れられてるらしい。







慶から言われた。







『もしかしたら、お前襲われんじゃね?(笑)』







…冗談にもならないこと言うなよ。







< 5 / 66 >

この作品をシェア

pagetop