【キライ。】
その後もジュンは何度も
私に馴れ馴れしく接してきた。
「リっサ♪」
「リーサっ!!」
「リサリサ★」
「リサぁ?」
そして今日も。
「リぃサぁ☆」
「……何だよ。」
「何だよって…冷たいなぁ。。。」
私はもう、ピークに達していた。
そんな私に追い撃ちをかける言葉が。
「リサ?俺の事好き?」
ジュンが甘い顔をして言った。
正直…………キモい。
「はぁ?」
私はジュンを睨んだ。
「うっ。
リサ、怖いよ?」
まだ甘い顔。
ジュンは結構モテる。
私には何故あんな奴が……?
って感じだけど。
「ねぇ?リサ?」
「……何。」
私はため息をついた。
「リサ………キスしよ★」
ぶーーーーーっ!!!!!!
「ば、バカっ!!
何言ってんの!?」
目を丸くする私。
「リサはさぁ……。
俺の事嫌い?」
この質問に私は、即答した。
「嫌いに決まってんでしょ。」
ジュンは甘い顔から
ショックな顔になっていた。
「えぇー!?ひどいよぉ!!!!」
少し半泣きのジュン。
「真実を告げただけだから。」
私はキッパリ。
「…………。」
ジュンは無言。
……と思いきや
「じゃあ、
……無理矢理でも★」
ジュンは、不気味な笑みを、うかべて言った。
私は……………
即逃げた。