星の旋律、砂の音色
第一章 出会い

まだ覚えてる。

はっきり覚えてるよ。



あの笑顔。



何て眩しい笑顔なんだろって。

本当に思ったんだ。



心の底から、

そう、思ったんだ。





でも、今は思う。

何であの時だったんだろう。


あの時じゃなくて、


もうちょっと早く、出会っていれば…





って。





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