スカイ・フラワー
四人は雑貨屋を出ると、今度はクレープ屋へ向かうこととなった。
出発してからもう一時間半が経過していた。
クレープ屋につくと、女子二人はテンションが上がり、メニューを見てどれにするか悩んでいるようだ。
「女の子は好きだな。クレープとかさ」
「そりゃ、女の子のロマンだろーよ!」
「…お前まで変になってんなよ」
俺と山地はクレープ屋のオープンカフェ風のイスに座って二人がクレープを買うのを待っていた。
「あぁ…高円寺マジ可愛いーわぁ~」
「今さらだけどお前、高円寺のこと好きなのか?」
「てへっ!」
てへっ!…じゃねぇよ。まぁ、高円寺を好きなのは確かだ。
「コクるのか?」
「…それなんだよな。タイミングが大事だよなー」
「今日はまだしない!仲を深めるのが先決さ!」
「あそ」
二人はクレープを持って来た。
「二人とも食べないの?」
長月がクレープにカブりついた。
「俺はいいや」
「俺は食べよーかなぁ!!長月の何?」
「ストロベリー&ラズベリー・カスタードだったかな」
「じゃ、高円寺のは?」
「ティラミス&生チョコクリームだよー」
「どっちもウマそーだなぁ買ってくるー!」
山地は行ってしまい、俺は取り残された。
「三枝君は甘い物苦手なの?」
高円寺は聞いた。
「いや、嫌いじゃないよ。ただ食べにくいだろ?それ」
「アハハッ!そうかなー」
「まぁ、食べ慣れてないしな。それにしても高円寺の食い方キレイだな」
「……っ!!そ、そんなことないよ?」
千広は顔を赤らめて言った。
「本当だよ」
「ご馳走さまーーっ!」
長月はクレープを食べ終えてしまっていた。
「お前、もうちっと味わえよ。ってか高円寺の食い方見習えよ」
「十分味わったわよ!それに、アンタに食べ方指図される覚えなんて無いわよ」
「ほっぺたにクリーム付けてる奴に言われたくないね」
「えっ!?マジ?」
「ったく。ほら」
俺はポケットからティッシュパックを長月に渡した。
出発してからもう一時間半が経過していた。
クレープ屋につくと、女子二人はテンションが上がり、メニューを見てどれにするか悩んでいるようだ。
「女の子は好きだな。クレープとかさ」
「そりゃ、女の子のロマンだろーよ!」
「…お前まで変になってんなよ」
俺と山地はクレープ屋のオープンカフェ風のイスに座って二人がクレープを買うのを待っていた。
「あぁ…高円寺マジ可愛いーわぁ~」
「今さらだけどお前、高円寺のこと好きなのか?」
「てへっ!」
てへっ!…じゃねぇよ。まぁ、高円寺を好きなのは確かだ。
「コクるのか?」
「…それなんだよな。タイミングが大事だよなー」
「今日はまだしない!仲を深めるのが先決さ!」
「あそ」
二人はクレープを持って来た。
「二人とも食べないの?」
長月がクレープにカブりついた。
「俺はいいや」
「俺は食べよーかなぁ!!長月の何?」
「ストロベリー&ラズベリー・カスタードだったかな」
「じゃ、高円寺のは?」
「ティラミス&生チョコクリームだよー」
「どっちもウマそーだなぁ買ってくるー!」
山地は行ってしまい、俺は取り残された。
「三枝君は甘い物苦手なの?」
高円寺は聞いた。
「いや、嫌いじゃないよ。ただ食べにくいだろ?それ」
「アハハッ!そうかなー」
「まぁ、食べ慣れてないしな。それにしても高円寺の食い方キレイだな」
「……っ!!そ、そんなことないよ?」
千広は顔を赤らめて言った。
「本当だよ」
「ご馳走さまーーっ!」
長月はクレープを食べ終えてしまっていた。
「お前、もうちっと味わえよ。ってか高円寺の食い方見習えよ」
「十分味わったわよ!それに、アンタに食べ方指図される覚えなんて無いわよ」
「ほっぺたにクリーム付けてる奴に言われたくないね」
「えっ!?マジ?」
「ったく。ほら」
俺はポケットからティッシュパックを長月に渡した。