スカイ・フラワー
相田は途中で抜けて、三人だけになった。

前はよく高円寺とメールをしていたが、最近は何もない。

何だか大変な事になってきてしまった…。






「じゃあ…またね」

「送らなくていいのか?」

「う、うん。今日は平気」

ニコッと笑って高円寺は行ってしまった。



俺は歩き出す。

視線は前を向いたまま敢えて前を向いたまま俺は長月に聞いた。




「高円寺と山地どうなったんだよ」

単刀直入に言った。

「……千広は断ったって…」

「……っ!?なんでっ!!理由はっ!!」

「……」

長月は悪くない。悪くない…なのに怒鳴ってた。長月は下を向いて立ち止まっていた。

「ごめん…長月…」

「いいのよ……いいの……」

「……」

「千広には…好きな人がいるのよ」






神様は本当に悪戯だ…




こんな事ってあるかよ……






俺は…神様をも憎んだ





一方通行に想いは通り過ぎて行く…






まじわうことは無い……





それぞれの想い………





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