セロテープ
というわけでナカバヤシはセンダと一緒にお昼を食べるようになったらしい。
センダの手作り弁当が旨いか不味いかはしらないが(料理得意云々は作り話しだ)仲良きことは美しきかな。
てかセンダ談義がやっと終わったというのにのろけ地獄にまで付き合ってられるかっての。
「でさ、聞いてよ~キスしたらユイコの奴真っ赤になっちゃってさ~目ぇうるうるでさぁ…もうなんかやばかった。いろいろやばかった。もう理性たもつのに耳から血がでそーになったもん。そんで」
「とっととやることやれよヘタレチンカス」
「おっおまっそれっひどっ!!て、ものごとには順番というものがあってだな、か、体を重ねるのはまだ若いというか、わ、若い力というか感激というか、」
(っかぁ~腐れ縁をブッチしたいぜ)
「あの、言ってなかったけど私も彼氏できたから。私の彼氏嫉妬深くて他の男と電話するのも喋るのも嫌がるんだ。つーわけでもう電話してくんな。あと学校でも話しかけないでね」