恋愛感情

素直

それからあたしと涼と美羽はすごく仲良くなった。


それから2週間後に涼と同じ学年の友達


池田徹（ｲｹﾀﾞﾃﾂ）
あだ名は「てっちゃん」


と

林野凛（ﾊﾔｼﾉﾘﾝ）
あだ名は「りんりん」



っていう男友達ができた。


てっちゃんはすごくインテリ系。
銀色細フレームの眼鏡がすごく似合うのに
オタクっぽくなくておしゃれ。


りんりんは関西弁で肌が小麦色。
口ピも空けてるし髪の毛をすごく盛ってる。
…なのにボンボン…。


多分、この4人が一番大切だと思った。




そしてもう1つ



美羽はてっちゃんが好きみたい。


あたしは2人がくっつくことを祈ってる、そりゃ当たり前っ！



そしてもうすぐ7月に入ろうとしたとき


「なぁなぁ！！みんなで海に泊まりに行かへん？」

とてっちゃん。


「お前は馬鹿か？海には泊まれんぞ。」


すかさずりんりんの突っ込み。


そして周りで笑うあたしと美羽と涼。


こんな馬鹿な毎日が生まれてから一番幸せ。



「じゃあもうすぐ夏休みだし、海行こっか！」


あたしは立ち上がって笑って言った。


「さすが俺のゆーりんやなっ♪」


そう言ってあたしの肩に腕をまわす。