先生×自分×男子
「自分じゃなくても他に…」

「お前がいいんだ!」

高城は、叫んだから周りの先生が一斉に振り返る。


大声で叫ぶなんて…馬鹿じゃないの?ていうか、うっさい。

「だーかーら!俺とォオ!」

「…やる気ない…」

高城が自分に近づいてきた。
ちょっと、来ないでよ。

すると…

―ドタンッ―

派手に転んだ高城。

「ぷっ…」

笑いが一気に押し寄せてきた。
カッコイイ顔してるみたいだけど、鼻血出てるし…子供みたい。しかも、床の線が顔についてる。


「あ!笑うなよ!いて~んだから!」

だって…その顔っ。

「しょうがないから…やってあげようじゃん」

手を差し出しながら自分は言った。


先生達は、え!?みたいな顔をした。


何でだか…こいつとやってみたかった。


「ヨロシクな!南」

「ヨロシク。高城君」

「要!要って呼べ」


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