先生×自分×男子
「失礼します」


中に入ると…


溝川しか…いなかった。


「…校長は?」


「ああ。先に帰ってもらったよ?」


「何かお話でも?」


校長の椅子に座り、くるくると回り始めた。


「うん。あるけど…どうぞ?」


椅子に指差して座れと指示した。


「…どうも」


仕方なく座った。


この男、必ず何かあるはずだ。



用心深くしていると…

「何もしないよ」


…信じられない…
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