先生×自分×男子
「…自分とあんたが付き合わなければ…二人を…」


言わなくても、分かる。


こいつの場合、校長にでも話すだろう。



「頭いいね」


「嬉しくない」


睨んだ。睨まなければ…今にもこいつに暴力を振るうかもしれないから。

自分を抑える為に…睨むしか…


「…本当に、あの二人には手を出さない…よな」


「ああ。出さないさ」


深呼吸をした。


すると同時に…三人の顔が思い出された。


なにもかも振り切るように自分は、頭を振った。



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