先生×自分×男子
三人が無事なら…犠牲になっても構わないよ。


…ゴメンよ。


自分は溝川に引っ張られながら部室から出て行った。




「そんな悲しい顔して…」


溝川を見上げると…唇に冷たい唇が触れた。



バッと離れた。



「―ッ!触るな!」


「なんで?恋人同士でしょ?」


「…それでも、今は無理だ」


「分かったよ」


唇に何かが当たる度に…思い出す。



吉田先生や木田先生や要。



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